ママとして、生活相談員として。
この環境だからこそもっと成長できると思う。
生活相談員
川元 里香Kawamoto Rika
2004年 大谷大学卒 生活相談員 ケアマネージャー 育休を2回
QUESTION 01
志望した理由を教えてください
人と関わる仕事がしたくて社会福祉学を専攻。老人福祉施設での就職を希望して3箇所ほど施設を見学しましたが、最終的に幅広いサービスを提供している城陽福祉会に決めました。入職当初は小さいお子さんをお持ちの職員は少なかったのですが、最近は子育てをしながら働いている職員が増えたと思います。職員同士でお下がりをあげ合ったり、育児の情報交換なども頻繁にしていますよ。
QUESTION 02
2度産休・育休を取得されたということですが、最初に取得したときの周りの反応はどうでしたか
最初の産休は2011年ごろ。制度としては用意されていたものの、出産世代の方がおられず、利用された前例がほとんどなかった頃だったので、周りも私自身も困惑しました。当時は入職7年目で生活相談員を務めていたため、担当を代わってもらうなど周りにもたくさん助けてもらったんです。産休明けはフルタイムとして同じポジションに戻ってきましたが、育児と両立できるようシフトを配慮していただきました。復帰前に施設長と働き方について相談する機会を設けてもらったことで、安心して再スタートを切れたのが本当にありがたかったですね。
QUESTION 03
復帰後の感想を教えてください
正直、すごく働きにくかったです。保育園のお迎えの時間に間に合うよう終わらせなければいけないなど、時間のやりくりをすることが難しくて。特に生活相談員という仕事は自分で抱えた案件を自分でやりきらなければいけないことが多く、復帰したての頃は大変でした。そんな中でも、子どもが熱を出して急に休まなければいけなくなったときなど、周りの職員が嫌な顔ひとつせずに対応してくれたりと、いつも助けてくださいました。最近ではスケジュールの感覚も掴めるようになってきて、なんとか子育てと仕事を両立できていると思います。
QUESTION 04
お子さんは働くママについてどう思っていますか
3歳の弟は、ママが仕事に行かなければいけないということは理解しているものの、どういうことをしているのかまでは分からないみたい。ですが「ママが仕事に行くから僕も頑張って保育園に行く!」と言ってくれるのは嬉しいですね。小学生のお兄ちゃんは学校で老人ホームに行く機会があるそうで、ママもこういうところで働いているんだと理解してくれています。今はまだ手がかかる時期だけど、子どもがもう少し大きくなったら、もっと生活相談員としての経験値を積んでいきたい。子育ても仕事もどちらも全力でやりきれるスーパーウーマンを目指したいですね。
QUESTION 05
学生へのメッセージ
私が1度目の産休を取得したときはまだまだ手さぐりの状況でしたが、今はすごく制度も定着し、結婚や出産などのライフイベントを迎えても安心して働くことができますよ。24時間365日運営している施設ですが、勤務時間や休日を他の職員さんの協力を得ながら調整してもらうことができ、子育てと両立し長く働きたいと思っている学生さんには特におすすめです!見学に来ていただければ雰囲気も感じられると思うので、ぜひ一度遊びに来てください。